目の詰まったリネン地に、計14本のスフィラートの練習が配された、アンティークサンプラーです。

スフィラートは、生地の横糸を抜き取り、縦糸を規則正しく、数本ずつ束ねて、かがっていく技法。

リネンシーツやピローなどのボーダーに、よく見られる刺繍技法です。

実際に見ると、その余りの細かさに驚き、また細い縦糸を一本一本数えながら、束ねていったかと思うと、見ているだけで肩が凝ってきそうです。*^^*

このようなサンプラーは、お針子希望の若い女性が、履歴書代わりに職探しの際に持ち歩いた・・・こともありました。

どちらにしても、昔の女性には、刺繍技法は、重要な教養&花嫁さんの必須条件だったんですね。*^^*
上部。きっちり美しく仕上げられています。 ※カーソルを置くと、拡大写真がご覧になれます。

アンティークサンプラー・t
               いろいろなスフィラートサンプラー

L-653

数えて、結んで、かがって・・・ふぅ、根気で勝負だっ。※カーソルを置くと、拡大写真がご覧になれます。
size    W25cm L51.5cm

price   \5.800(送料込)

material  リネン

from   1900〜30年頃
計14本のスフィラートが施されています。

こちらは裏側ですが、裏もきれいな糸の運びで、表と何も変わらない仕上げがされています。溜息。

この部分はスフィラートが、仕上げ途中です。※カーソルを置くと、拡大写真がご覧になれます。

イタリアから発送

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ダメージの見当たらない、アンティークサンプラーとして大変良い状態です。